67歳 男性 / 会社員
主訴
肝臓がんによる腰から足の痛み
いつから症状がではじめたか
3ヶ月前から。
どのような症状か
3ヶ月前から左腰から左膝までシビレ。
立っている時、特にシビレが強い。
夜寝床に入っても痛くて眠れない。
足が冷たく感じる。
右を下にして横になると少しだけ楽になる。
10日後に沖縄旅行に行きたいので、それまでに良くなりたい。
施術の内容と結果
初回来院時、座っているのもつらく、眉間にしわを寄せ、痛みをグッとこらえている様子でした。
仰向けになってもらうとかなりの激痛でうめき声を出されました。
楽な体勢が右を下にして寝る状態なので、その状態を保ちながら施術しました。
一通り施術が終わると、かなり楽になったらしく帰りには笑顔で、「毎日来ますのでよろしくお願いします。」
と挨拶をされ、帰宅されました。
その後8日ほど続けて施術をした結果、夜寝る時の痛みがなくなり、熟睡できるようになりました。
まだ体にゆがみがあったため、無理をすると痛くなる可能性がありました。
しかし、本人がどうしても沖縄に旅行に行きたいと言われましたので、7日ほど施術を中断することになりました。
7日後、来院されましたが、やはり無理があったらしく、痛みがひどくなり両足がパンパンにむくんでいました。
3日間続けて施術した結果、痛みは楽になり、むくみは3分の2程度までになりました。
そして、次の予約を入れてあったのですが、なぜかこの患者さんの奥様が電話で、「主人は入院しました。いろいろとお世話になりありがとうございました。」と連絡がありました。
私はこのとき、「せっかく楽になってきたのにどうしてだろう?」と少し腑に落ちない気持ちでした。
その後2週間程たったある日、奥様から電話がありました。
「実は主人は末期の肝臓がんでいつ亡くなってもおかしくない状態でした。先生の施術を受けると、がんの痛みが楽になり、夜寝ることが出来ると、大変喜んでいました。
沖縄の旅行は最後にどうしても行きたいと無理をして出掛けました。本当にありがとうございました。」と申されました。
末期の肝臓がんの痛みが取れて、楽になった症例でした。
2017.9.22
施術事例カテゴリー:
腰痛 胸・背中・腰