最近、変形性ひざ関節症の第一治療として、運動療法がテレビなどでも取り上げられています。
それは、運動療法の有効性を証明する研究が多数行なわれ、運動療法自体が痛みを軽減し、変形性ひざ関節症の進行を抑えることが実証されてきたからです。
変形性ひざ関節症のように、ひざの関節軟骨が減ると、関節や骨と骨がこすれ、炎症を起こす物質が出てきます。これが痛みや腫れの原因です。
痛みや腫れがあっても、ゆるやかな体操(例:黒澤式ひざ体操)をすると、炎症を起こす物質が減り、逆に炎症を抑える物質が出てくるそうです。
同時に軟骨組織の土台となるコラーゲンなどがつくられます。
運動療法は、単なる筋肉の維持・強化だけではなく、細胞レベルでの変化も起こして、痛みを軽減させます。
(引用資料 こまど2017.9No.53)
2017.10.12 2017.10.15
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